カナダ留学の計画(後編)

さらに必要な手続きがありました。バイオメトリクス登録、簡単にいうと指紋登録です。日本では大阪と東京でしか行っていないとのことで、これまたなんとか時間を作り、万全の感染対策をして、現地の滞在時間を最小限にしていきました。こんな感じでビル?の一室でした。全国から集まるはずですが、小さな場所で驚きました。自分でサイトにアクセスして、予約を取る必要があります。現地では初めは日本語で説明を受けますが、その後部屋に入るアナウンスなど適宜英語が聴こえてきてちょっと緊張します。それでも基本的に日本語で手続きとなるので安心でした。

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バイオメトリクス登録場所

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外からはこんな感じ


登録だけしてとんぼがえり。なんの余韻もありません。これは地方の人にはかなり大変ですね。ここに来るのに飛行機とかの人もいるんでしょうか。登録が終わると後はビザが承認されるまで待ちでした。

これが結構長く、その時期は承認まで8週間と聞いていたのですが申請開始からなのかバイオメトリクス登録からなのかよく分からず、どっちにしても待つしかないのでただ待っていました。おそらく承認されるはず、と思ってもなんとなく不安な日々でした。

8月初旬にビザがおり、ようやく渡航可能であることが判明、そこからはどんどんとやることが増えました。家のガス、電気、水道のNHKの停止願いを出したり、部屋の掃除のためダスキンをお願いしたり(家はそのまま置いていきます)といった日本を出る手続きから、ワクチンパスポートの申請、保険申請、渡航先の電話の手続き、航空券の手配、国際免許証の申請など、日本を出る手続きを行なっていると何やら落ち着かない日が続きました。学会の発表もオンラインならできるだろうということで、抄録を作って出しましたが、肝心の症例のデータは日本にしかないわけで、簡単に発表スライドも作る必要がありました。非常に大変でしたがようやくここまでこぎつけました。後数日で渡航予定です。しかしまだやることが残っています。arrive  canという入国に必要な登録手続き、現地PCR予約が必要なのですが、こちらで現地の電話番号が取得できないと登録できず。現地の電話番号は渡航3日前から発行であり、ギリギリにドタバタと手続きを行う必要があります。数日のんびりしてから渡航と思っていましたがそうもいかない様です。