NSAIDs

アセトアミノフェンで改善してこなかったのどの痛み、昨日からロキソプロフェンを飲み始めてかなり改善している印象です。こんなに「抗炎症作用の有無」を自分の体で感じることになるとは思わなかった。もちろん改善傾向の経過というバイアスがあり、n=1というエビデンスレベルの低い、個人の感想レベルですが、体が元気になってもずっと痛かった喉がかなり良くなっている印象です。

印象としてはアセトアミノフェンでは「喉が腫れぼったくて熱感があるけどあんまり痛くない」 だったのがロキソニンだと「喉の腫れぼったいのも熱感もとれる」って感じ。

私は結構喉が痛くなるタイプなのですが今回のコロナの咽頭痛は結構頑固で、つらかったので、同じ症状で苦しんでいる人には禁忌がなければNSAIDsとか出してあげてもいいのかなという気になりました。病態的にはステロイドとか効きそうですけど、軽症に使うと増悪するというデータがあるんで使えませんし、喉痛いからってステロイドという選択にはさすがにならんでしょうし。 私が思っていた以上に今回の咽頭痛はつらいことが分かったのでさらに患者によりそった医療ができそうです。