恥じらいと必要のはざま

髪を切ってきました。

これまでは日本人経営のところに行っていたのですが、日本人の腕はいいらしく、いつも予約が必要でした。だいたい5日から1週間待たないといけない感じでした。私の場合髪の毛って急に気になり始めて気になり始めるとすごいイライラするっていう感じなので、その5日とかが結構苦痛でした。あと、電話予約(もちろん日本語可能)なのですが、日本語でもなんとなく予約の電話って緊張するんですよね。それで今回なんと近くの散髪屋に行ってみました。基本的にカナダの散髪屋さんは予約とかいらないようなので突撃してきました。ホームステイ先から徒歩5分、近くにもう一つ散髪屋さんがあったんですが、調べていた方に行くこととしました。Dunber barbershopというところでした。とりあえずgoogleさん曰く朝の時間帯は空いているようなので、土日にしては早起きして9時前くらいに行きました。8時半から開いているはずなんですが、行くとお客さんと思しき人がぼへーっと1人待っていました。9時過ぎたころに店員さんが顔を見せて、「客いるじゃん」みたいな感じで私服で先客の紙を切り始めました。そもそも店のシステムがわからないんでただ待っていればいいのかよくわかんなかったんですが、とりあえずただ待ってみることに。10分くらいするともう一人の店員さんが出勤してきました!今出勤かい!自由すぎるやろ!と思っていたらとりあえず切ってくれることに。説明も難しいんでグーグルマップのこのお店の写真にあったやつ見せて、これで、的な感じに言ったら、ほいほい、っていう感じで切り始めました。一発目の器具はバリカン笑 大胆にばっさりいかれました笑 どうせおっさんの髪型なんでそんなに気にもしないんですが、バリカンの操作もかなり大胆だったのと、終盤までサイドしか切っていなかったので、このまま終わるのではと少しドキドキしました。しかし、最終的には上も切ってくれ、そこははさみで切ってくれましたのでよかったよかった。って感じですね。予約もいらないし、近いし、仕上がりも問題なかったのでよかったです。ワックスをつけてあげようといわれ、「これで今日ナイトクラブにいけばもてもてやで!」的なことを言われましたが、ナイトクラブとか行かねーっていうのと髪の毛のプロテクトが緩めで首とかめっちゃかゆかったんで結局かえってシャワーを浴びました笑 

 

散髪とか、病院とか、食事とか、留学生っていつも

欲望や必要性(さっさと髪切りたい、健康状態が気になる、○○が食べたい)

恥じらい(英語大丈夫かな)

のはざまでいろいろ選んでいくことになると思うんです。その天秤はかなり人によって差があり、日本人はどちらかというと恥じらいが強く出る傾向があると思います。バンクーバーは日本人も比較的多く、散髪も病院も選べば比較的日本語が問題ないところを選択できますし、食事もタッチパネルとかで注文できるところもあって、英語がなくても生きていけます。友達に聞いても散髪は日本人のところでしているという人がとても多かったです。私も例にもれず、ちょっと不快感を我慢して日本人の店で散髪していたのですが、ついに欲望が勝ちまして近くの散髪屋に行くことになりました。これは一つは最低限の英語が身についてきて、まあなんとでもなるだろうというなんとなくの安心感が出てきているのも有るのかもしれません。些細なことですが、進歩しているのかなーと思う一瞬でした。