無事PCR陰性

無事陰性を確認でき、とりあえずなにもなければ帰国できそうです。

長いようで短い9か月半でした。もともと英語は苦手で逃げ続けた大学時代。結局しっぺ返しをうけ悔やみつつ勉強時間もなく苦悩していた医師になった後の時期、留学を決意してもう少しというところでやってきたCOVID19。いろいろと思うところはあります。ただ、予定がかわっても、COVIDが猛威を振るってもイレギュラーな語学留学というものを許可してくださった院長、当科の部長をはじめ皆様には本当に感謝しておりますし、また快く送り出してくれた妻、家族にも感謝しかありません。本当にはじめは文章を作るのも必死でまったくしゃべれないという状態でした。語学の成長はなかなか目に見えるものではないので、日々悶々ととにかく前に進むつもりで勉強に励んできました。やりたいこともあったので、学校も計3つ行きました。最終的には今日買ってきたスーツケースのお店でほしいもの、値段、軽い日常会話までできる感じになりました。これは大きい変化かなと思います。よくブレイクスルーを経験する人がいるようですが私はあんまりありませんでした。TOEICとかのびたのかはわかんないです。ただ、しゃべることに対する抵抗はかなり減りました。最終的に思うことは全然ここが終着点でないということでした。ここ4日ほど英語を話さなくても大丈夫な環境に甘えていましたところ今シャドーイングとかしていると、口が動かない感じがやばいです笑 帰ったら心機一転また学習再開ですね。もちろん仕事もしないといけませんし、今みたいにはいきません。しかし、全力で臨みたいと思います。

通った学校まとめです。

SSLC 

ESL(一般の4技能)クラスに3か月ちょい、PMM(スピーキング特訓)クラスに2か月

雰囲気のいい学校でした。英語で英語を学ぶということはまず何ページが宿題なのかとかが聞き取れないと話にならず、英語できねーとついてけねーというリスニングトレーニングになりました。メキシコ人とかの英語は母語のベースが似ているからか基本的にきれいでみんなよくしゃべる!日本人はしゃべらない!この辺のお国柄にも衝撃を受けました。PMMではとにかく英語で自分の意見を言うことを要求されました。意見をまとめることは比較的得意だったので楽しかったです。最後に挨拶にいっても先生覚えてくれてたし、いい先生たちだなーと思いました。

 

メインランドクリニック(トランスメッド)

ここは医療英語を身に着けるために行きました。基本は日本語での授業でした。診療を見たりとかもできましたし、なによりスタッフの方のコネクションでこちらのERの先生と知り合いになりほかの病院のERの見学の機会を得ました。日本との違いもすさまじく面白い限りでした。

 

Vector

そこまでで英語をやってきたのですが、客観的な評価がなく(どちらかというとESLの先生はgood job!みたいな反応が多く「こっちが知りたいのはどこをどう直すかなんだよな」というすれ違いはよくありました。長くいるほどに特に自分の発音に対する疑問が強くわいてきて、相談の末ここにきました。ここは日本人のみを教える学校です。おめーのここがこうおかしいとかばしばし言われます笑 英語を本当にしゃべっている時間がそこまで長いわけではないです。ただ、日本人の癖を知っている日本人のバイリンガル(校長先生はマジですごい、25歳くらいからこっちに来て日本人目線ではほぼネイティブとわからないレベルの英語力)の先生にポイント絞って鍛えられたので結構伸びた気がします。少し思ったのはネイティブのと会話の時間があるのですがほかの生徒さんでリスニングに困ってしまっているケースをいくつか見たので、普通のESL数か月いてから行くとより効率がいいのかなーというところです。

 

ここでストップすると意味がありません。英語をしゃべる時間が少ない環境でもかなりのびた実感があるということは「英語は時間だけではない」ということ。私には福音です。ちょっとここ数日、テスト明け、帰国準備を言い訳にさぼったので再度気を引き締めたいと思います。